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回廊亭殺人事件

あらすじOutline

資産家の一ヶ原高顕が病気で亡くなり、妻子がいなかった高顕の莫大な財産の相続に関する遺言状が一族の前で公開されることになった。遺言状の公開場所となったのは、“回廊亭”という一ヶ原家が経営する旅館であった。

一族の他には本間菊代という一ヶ原家に縁のある老婆が招待されていたが、実はその正体は、一ヶ原高顕の元秘書だった桐生枝梨子という若い女性が変装した姿であった。

枝梨子の目的は、“回廊亭”で半年前に起きた心中事件の真相を探ることであった。この心中事件で亡くなったのは、枝梨子の恋人・里中二郎であったが、枝梨子を道連れに無理心中を図った事件として処理されていた。しかし、生き残った枝梨子だけは、里中二郎が実は殺されたことを知っていたのだった。二郎を殺した犯人は、二郎が枝梨子と無理心中を図ったかのように偽装したのだ。その犯人を突き止めるために、枝梨子は老婆に変装し、この“回廊亭”にやってきたのだ。

“回廊亭”にやってきた枝梨子は、犯人をおびきだすために、ある罠を仕掛けた。しかし、その罠が新たな事件を呼び起こすことになってしまう。

果たして、この心中事件に秘められた驚くべき事実とは?

当サイトの管理人より

恋人の“里中二郎”を殺された桐生枝梨子。復讐を誓う桐生枝梨子だが、亡くなった恋人の名前を呼ぶときに、“二郎”と言わずに常に“ジロー”と呼んでいる。このことにいち早く気付いたなら、心中事件に秘められた驚くべき事実を推測できるのかもしれない。残念ながら、管理人は気付きませんでしたが・・・。

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