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レイクサイド

あらすじOutline

アートディレクターの並木俊介は、息子の中学受験の勉強合宿に参加するために姫神湖畔の別荘に向かった。その別荘には、同じ目的の四組の家族と、勉強を指導する男性の塾講師が集っていた。

俊介は、実は息子の中学受験に乗り気ではなかった。それでもこの勉強合宿に参加したのには、ある目的があったからだ。それは、この勉強合宿に参加した男性の中に妻・美菜子の浮気相手がいると判断し、その人物の正体を突き止めることであった。俊介は、自分が経営する会社の社員・高階英里子と愛人関係にあり、その愛人と一緒になるために、少しでも有利な条件で美菜子と離婚しようと考えていたからだった。

その勉強合宿が行われている別荘に、突然高階英里子が現れた。来ることを知らされてなかった俊介は慌てるが、その夜、別荘の近くのホテルで英里子と会う約束をした。しかし、そこに英里子は現れなかった。仕方なく別荘に戻る俊介だが、別荘では驚くべき事件が発生したいた。俊介がホテルで英里子を待っている間に、彼女は勉強合宿の別荘のほうに現れ、そして、俊介と別れることを迫った英里子を妻が殺害してしまったのだ。

そんな妻を庇う為に事件を隠蔽しようと協力する他の三組の夫婦たち。「自分たちも犯罪者になるかもしれないのに、他人の為に、なぜそこまでしてくれるのか?」そんな疑問を持ちながらも、俊介は彼らと行動を共にする。しかし、時間がたつうちに、彼らが事件を隠蔽しようとした本当の理由を知ることになる。そこには、信じられないような恐るべき真実が隠されていた。

当サイトの管理人より

この「レイクサイド」の中の登場人物の中には、正義を貫く人間は一人も出てこない。「勧善懲悪」な展開を好む方にはとっては、とんでもない内容の作品であろう。でも、これが多くの人間の本来の姿ではなかろうかと思う。「どんな理由があろうとも、犯罪は決して許されない」と叫ぶような安っぽい刑事ドラマを見るよりは、はるかに心に残るものがある。心に残ると言っても、感動ではないことは確かであるが。

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発売情報&購入Information&Purchase

発売日 2006年2月10日
版型 文庫本
備考 2002年3月に単行本として既刊済みの作品。2004年12月には新装版が発行される。また、2004年に役所広司・薬師丸ひろ子の出演で映画化された。
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