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夜明けの街で

あらすじOutline

「不倫をする奴なんて馬鹿だ」渡部はそう思っていた。仲西秋葉と出会うまでは・・・。渡部は建設会社の中堅社員。中西秋葉はその会社に勤めることになった派遣社員だった。

ある日、渡部は学生時代の友人たちとの飲み会に帰りに寄ったバッティングセンターで、一心不乱にバットを振る秋葉に遭遇する。その後、秋葉を含めたみんなでカラオケに行くことになるが、秋葉が酔いつぶれて、渡部が送ることになった。そして、送る途中に秋葉の吐いたゲロが渡部の背広を汚してしまうことになる。

秋葉は、お詫びに新しい背広を渡部にプレゼントしようとするが、謝罪の言葉をいつまでたっても言おうとしなかった。そのことに腹を立てた渡部は、「なぜ、ごめんなさいのひと言が言えないんだ!」と叱責したところ、秋葉は「素直にごめんなさいが言えたらこんなに苦しくない。」と涙を流すのであった。これ以降、渡部と秋葉の関係は急速に深まり、ついには不倫の恋に落ちることになった。

妻と娘に罪悪感を感じながらも、秋葉のことをどんどん好きになっていく渡部は、ついには離婚を決意する。しかし、彼女には複雑な事情があった。15年前に父親の愛人が殺され、彼女はその犯人として疑いを掛けられていたのである。それは、愛人が殺害される三ヶ月前に秋葉の母が自殺しており、愛人の存在を苦にして自殺した母の復讐を娘の秋葉が果たしたと思われていたからだ。

「来年の3月31日なればすべて話せる」

秋葉のこの言葉に渡部の心は揺れ動く。秋葉の言う3月31日は、その殺人事件の時効の日だったからである。秋葉の言葉は、自分が犯人であることを示唆するものなのか?そして、時効を迎えた日、ついに15年前の事件の真相が明らかになる。

当サイトの管理人より

不倫は、悪いことであるには違いない。でも、不倫をやっている人間自体は、必ず悪い人間だと言うわけではない。この「夜明けの街で」を読んでいると、そんな気持ちにさえなってしまう。でも、不倫の後には地獄が待っていることは間違いないであろう。

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発売情報&購入Information&Purchase

発売日 2010年7月25日
版型 文庫本
備考 2007年6月に単行本として既刊済みの作品。2011年に岸谷五郎・深田恭子主演で映画化された。東野はインタビュー記事の中で、女性の心を描くことを大変苦手だとコメントしている。
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