この「夢幻花」という小説は、江戸時代にはあったとされる黄色いアサガオを題材とした小説です。
少し前に観たサスペンスドラマでも、この世には存在しないと言われている青いチューリップがきっかけで起こった事件であったことを思い出しました。青いチューリップの実現をめぐって壊れていく人々の心が恐ろしい事件を誘発することになる、というストーリーでした。
このドラマにもあるように、実現不可能と言われている花の品種改良には、人々の心を狂わせる魔力があるようです。それは、莫大な利益につながるからだと、このドラマでは説明していました。
さて、東野圭吾氏は、黄色いアサガオを題材にして、どのような物語を展開しているのか・・・。