東野圭吾のエッセイ集

小説家のエッセイ集というのは、実はあまり読んだことがない。理由は、どうせ小説ほど面白くないだろうと思っていたからだ。

だが最近、東野圭吾氏のエッセイ集を読んで、意外と面白いということに気付いた。特に面白かったのは、小説を出すに至った背景が偲ばれるようなエッセイである。「東野圭吾氏はこういう考えであの小説を書いたんだ」と、作家が小説を通して何を訴えたかったのかがより正確に分かるからだ。

例えば、比較的新しい作品である『夢幻花』について触れたエッセイがある。

『夢幻花』という小説は、幻の『黄色いアサガオ』を題材にした物語になっている。東野圭吾氏は、この小説を通じて、絶滅種を蘇らせることについての是非を読者に問うていることが、エッセイ集を読むことにより、より明確に分かるわけである。エッセイの場合、小説による表現とは違いストレートに書かれているので、よりその想いが理解し易いようである。

東野圭吾のエッセイ集

東野圭吾氏が単行本(文庫本)として出しているエッセイ集は、以下の5つです(新しい年代順)

  1. たぶん最後の御挨拶
  2. 夢はトリノをかけめぐる
  3. さいえんす?
  4. ちゃれんじ?
  5. あの頃ぼくらはアホでした

たぶん最後の御挨拶

タイトルにもあるように、東野圭吾は今後エッセイ集を出さないつもりらしい。
このエッセイ集には、東野圭吾の年譜や著書の解説、映画化作品のエピソードなどが掲載されている。
アマゾンのよる購入はこちらから⇒たぶん最後の御挨拶

夢はトリノをかけめぐる

冬季スポーツをこよなく愛する東野圭吾のトリノオリンピックの観戦記。
アマゾンのよる購入はこちらから⇒夢はトリノをかけめぐる (光文社文庫)

さいえんす?

理系出身の作家である東野圭吾が、いろいろな問題を独自の科学的視点で語るエッセイ集
アマゾンのよる購入はこちらから⇒さいえんす? (角川文庫)

ちゃれんじ?

スノーボードを中心に、初モノに次々とチャレンジする様を描いたエッセイ集
アマゾンのよる購入はこちらから⇒ちゃれんじ? (角川文庫)

あの頃ぼくらはアホでした

東野圭吾の小学校時代から大学を出て就職するまでを語ったエッセイ集
アマゾンのよる購入はこちらから⇒あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)

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