ラプラスの魔女のスピンオフ作品『あの風に向かって翔べ』

平成27年5月15日に東野圭吾氏の最新作小説『ラプラスの魔女』が発売されましたが、この小説のスピンオフ作品として『あの風に向かって翔べ』という小説が、『ラプラスの魔女』の発売の3日前ぐらいに、ある雑誌で掲載されていたことをご存知だろうか?

掲載されていたのは、角川書店の『小説野生時代』の6月号でした。

『ラプラスの魔女』のヒロイン羽原円華が、自分の持つ不思議な能力を使って、スキージャンプのベテラン選手・坂屋を優勝に導くという内容の小説です。

円華は、その能力で気流を読むことができ、スキージャンパーにとって最大の武器となる向かい風になるタイミングを完璧に把握することができるのである。つまり、円華が示すタイミングでスキージャンプを行えば、最高のコンディションでジャンプを飛ぶことができるということである。

最初は半信半疑であった坂屋選手も、円華が他の選手の飛距離を次々と当てたことから、その能力を信じ、その円華の能力に賭けてみることにする。そして、その坂屋選手は、最後になるであろうと覚悟していた大会で、見事に優勝するのである。

ただ、この小説にオチがあって、坂屋選手が優勝したのは、実は、円華の能力によるものでなかったのある。円華は、坂屋選手が飛ぶタイミングでは絶好の向かい風が吹かないことを予見し、坂屋選手には内緒で違う方法を試みたのである。それによって彼本来の力を引き出せたのが、優勝の要因となったのである。

つまり、円華は、自分の能力が活用できないことを見越して、彼本来の実力を発揮させる自分の能力以外の方法を用いたのである。

その方法とは・・・是非、本作品で確かめていただきたい。

>>>小説【ラプラスの魔女】のあらすじはこちらから

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