【まとめ】9月12日(土)公開の映画【天空の蜂】情報

目次

映画【天空の蜂】情報

原作

ミステリー作家東野圭吾氏の小説『天空の蜂』

1995年に単行本として発売された。1998年11月には文庫本としても発売される。

【東野圭吾氏のプロフィール】
1958年、大阪市生野区の生まれ。その地で育ち、大阪市立小路小学校、大阪市立東生野中学校、大阪府立阪南高等学校に進学する。 あまり読書をしないタイプであったが、高校2年生になった1974年に『アルキメデスは手を汚さない』を読み、推理小説に初めて嵌った。 さらに松本清張の作品を読み漁るようになり、やがて自らも推理小説を書き始め、『アンドロイドは警告する』という処女作を書き上げる。 その後、『スフィンクスの積木』という推理小説を書き始めるが、友人などに見せたところ、不評であったと語っている。

高校卒業後、1年間の浪人生活を経て、大阪府立大学工学部電気工学科に進学。 ちなみに、大学ではアーチェリー部の主将を務めたが、小説家としてのデビュー作である『放課後』では、そのアーチェリーを題材にしている。

大学卒業後は日本電装株式会社(現デンソー)に入社し、サラリーマンをしながら推理小説を書き続けた。 そして1983年に、『人形たちの家』で第29回江戸川乱歩賞に応募するが、結果は二次予選通過であった。 翌年の1984年の第30回乱歩賞では、『魔球』が最終候補作にまで残ったが、結果として落選する。 さらに翌年の1985年に、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタートさせることになる。 そして、1986年には日本電装株式会社(現デンソー)を退職し、以後は専業作家となる。 しかし、なかなかヒット作に恵まれず、また文学賞にも15回も落選するなど、不遇の時代が続くことになる。

そんな不遇の時代が10年ほど経過した1996年に発売した『名探偵の掟』が、1997年度の『このミステリーがすごい』の3位になるなど、にわかに注目を集めはじめた。 そして、1998年に『秘密』を刊行すると、一気に大ブレイクする。同書は映画・ドラマ化されたほか、第52回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。

以後、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞するなど着実に評価を高めてゆく一方で、作家版の長者番付でも上位に顔を出すようになるなど、売れっ子作家の仲間入りを果たす。

監督

監督は堤幸彦氏。

日本の演出家、映画監督。オフィス クレッシェンドの取締役。

【堤幸彦氏のプロフィール(Wikipediaより引用)】
1955年三重県四日市市に生まれ。高校時代からロックに傾倒し、はっぴいえんどに憧れて上京を希望し、法政大学社会学部社会学科へ進学する。大学在学中は当時の学生運動にも参加したが、3年の頃にそれが終わり、拠りどころを失くした堤は大きな挫折感を味わい、大学を中退する。そのころ、偶然見つけた東放学園専門学校の新聞記事をきっかけに同校放送芸術科に入学し、放送業界に入る。
アシスタントディレクター時代は、当時の業界の常で先輩スタッフに怒られ、理不尽な暴力を振るわれることが日常茶飯事で、仕事ができず立っているだけだったので「電信柱」というあだ名をつけられる日々だった。
TBS『EXPOスクランブル』(1985年)および日本テレビ『コラーッ!とんねるず』(1985年 – 1989年)のテレビディレクターから出発(コラとんでは、TBSには無断で行っていたため、「ハロルドKITAGAWA」「ローゼンKITAGAWA」「ローゼン堤」などの変名を使用)。数々のCMやプロモーションビデオの演出を手掛けながら、1986年、秋元康と会社「SOLD OUT」を立ち上げる。のちにこの会社からは離れ、株式会社オフィスクレッシェンド所属となる。
1988年オムニバス作品『バカヤロー! 私、怒ってます』の第4話「英語がなんだ」で劇場映画デビュー。1989年に、アメリカ合衆国・ニューヨークに渡り、1年半滞在する間にオノ・ヨーコの映画(『Homeless』)を撮っている。
堤幸彦の名を一躍世間に知らしめたのは、『金田一少年の事件簿』(堂本剛版)。その後、『ケイゾク』、『池袋ウエストゲートパーク』、『TRICK』、『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』シリーズ等のヒット作を通し、“堤色”というべき世界を確立し、若者たちの支持を得た。
一方、近年では『明日の記憶』や『まぼろしの邪馬台国』など、年輩層にむけたシリアスな作品や、『Kesennuma,Voices.東日本大震災復興特別企画〜堤幸彦の記録〜』『MY HOUSE』などの社会派作品も手掛けている。
2010年に愛知工業大学客員教授に就任する一方、自らも母校・法政大学の大学通信教育を利用し、文学部地理学科で学ぶ大学生でもある(2012年現在)

キャスト

    • 江口洋介 / 湯原
      奪われた巨大ヘリ≪ビッグB≫の設計士。ヘリ墜落を阻止すべく奔走。
    • 本木雅弘 / 三島
      狙われた原発「新陽」の設計士。湯原と同期。原発を守るために奔走。
    • 仲間由紀恵 / 赤嶺
      三島の恋人。事件解決の鍵を握る。
    • 綾野剛 / 雑賀
      巨大ヘリ≪ビッグB≫を奪った謎の男。
    • 柄本明 / 室伏
      地元のベテラン刑事。犯人を追跡する。
    • 國村隼 / 中塚
      原発「新陽」の所長。事件現場を統括する。
    • 石橋蓮司
      原子炉核燃料開発事業団「炉燃」理事長。
    • 竹中直人
      警察庁長官。
    • 向井理
      自衛隊員。 2011年の日本で、救助活動に向かう。
    • 佐藤二朗
      福井県警 警備部長。
    • 光石研
      福井県消防本部 特殊災害課長。
    • 落合モトキ
      新米刑事。室伏の部下。
    • やべきょうすけ
      航空自衛隊員。ヘリ操縦士。

その他にも、手塚とおる、永瀬匡、石橋けい、カゴシマジロー、松島花、前川泰之、松田悟志、森岡豊などの名前が挙がっている。

主題歌

シンガー・ソングライター秦基博氏の「Q & A」。9月9日リリース。

秦基博氏は、この楽曲について「映画の中で描かれる人間が運命に抗う姿、大きな運命の流れの中で翻弄されながらも、自分が大切につかもうとするもの、守ろうとするもの、そういうものに対して向かっていく姿に感銘を受けて、その部分を自分なりに楽曲にしました。」と語っている。

【秦基博氏のプロフィール】
昭和55年生まれ。オフィス オーガスタ所属の日本のミュージシャン。宮崎県日南市生まれの神奈川県横浜市青葉区育ち。

中学生時代から作曲を行い、高校生の頃から本格的に楽曲制作を行うようになる。
1999年には知人の紹介で横浜のライブハウス『F.A.D YOKOHAMA』に出演し、以降、横浜を中心に渋谷や下北沢などで弾き語りでのライブ活動を展開する。
2004年にはインディーズミニアルバム『オレンジの背景の赤い静物』発売。
2006年3月にオフィスオーガスタと契約し、同年11月に1stシングル「シンクロ」でメジャーデビューを果たす。
2014年映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌「ひまわりの約束」の大ヒットでブレークする。

ストーリー

海上自衛隊に収める予定の最新鋭の超大型特殊ヘリコプター「ビックB」は、試験飛行の日を迎えていた。この大型ヘリコプターを開発した綿重工業航空機事業本部の開発者、湯原と山下は、この試験飛行に家族を連れて立ち会おうとしていた。

しかし、その試験飛行を直前に控えていた時に思いもかけなかった事態が発生する。

親が少し目を離した隙に、湯原と山下の息子たちがビッグBが収納されている格納庫に忍び込んだのだが、突然そのビックBが、山下の息子・恵太を載せたまま飛び立ってしまったのだ。

無人操縦でビックBが向かった先は、高速増殖原型炉の原子力発電所・新陽だった。新陽の真上でビックBがホバリング状態に入ったとき、『新陽以外の現在稼働中の原子力発電所をすべて使用不能にしろ。さもなくば、ビックBを新陽に墜落させる』という「天空に蜂」を名乗る犯人からの脅迫文が届いた。

これは、『原子力発電所は何があっても重大な事故にはならない』という原子力発電安全神話を唱える政府に対する挑戦状である。犯人の要求に屈すれば、今後の原子力発電開発に大きな障害となることは明らかであった。しかし、逆に犯人の要求に応じなければ、ビックBは原子力発電所に墜落し、子供の命を犠牲にすることになる。

このかつてない事態に政府はどのような判断を下すのか?高度千メートルの空中に浮かぶヘリコプターの中から、無事に子供を救い出すことができるのか?

行き詰る展開の中、犯人側の『真の狙い』が明らかになっていく・・・。

試写会

この映画『天空の蜂』の試写会に3000組、6000名の方をご招待してくれるそうです。
応募方法は、郵便はがきにご希望の試写会の番号(以下の試写会スケジュールに記載されている番号)、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号をご記入の上、次の応募先までお送りくださいとのことです。

<応募先>
〒112-8001 東京都文京区音羽2-12-21
講談社 講談社文庫出版部イン・ポケット「天空の蜂」係

<応募期間>
2015年8月14日(金)必着

<試写会スケジュール>
2015年8月26日(水) 一ツ橋ホール(試写会番号:東京①)、御堂会館(試写会番号:大阪①)、共済ホール(試写会番号:札幌①)、ミッドランドスクエアシネマ(試写会番号:名古屋①)
2015年8月28日(金) 都久志会館(試写会番号:福岡①)
2015年8月31日(月) よみうりホール(試写会番号:東京②)、御堂会館(試写会番号:大阪②)
2015年9月 3日(木)  一ツ橋ホール(試写会番号:東京③)

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